2017/2/1 – 2/12
渚のからだ @ iTohen

 
写真家加納千尋との二人展。

名前に「海」という字を持ちながら海とはとんと縁が無かった。
それが急に海の側に住むことになって、
少しは近しくなるかとは思えば大して変わらず、相変わらず遠い存在のままだ。

 
海沿いの国道から誰かが架けたロープを伝い降り、水路のトンネルをくぐって浜辺に出る。
砂の上には流木や珊瑚だけでなく、鳥や魚の屍骸が転がっていた。

「海」は異界だ。
境目である波打ち際に漂流するもの達の朽ちた姿がそれを示していた。
 


 

 
 


撮影:加納千尋
 
 

サイト管理